目次
不自然に聞こえる歌詞
「歌詞は良いのに歌に乗せるとなんだか変・・・」
そう感じた経験はありませんか?
歌に乗せたときに歌詞が不自然に聞こえてしまう理由。
それはずばりメロディにあっていないからです。
メロディにあっていない歌詞は不自然に聞こえる
違和感のない歌詞は
「メロディとマッチした歌詞」
です。
例:よくある不自然なメロディと歌詞
- メロディの音の数が3コなのに「大好き」という4文字を入れてしまう。
- 「大好き」という明るい印象のフレーズなのにメロディが暗い。
自分の書いた歌詞が不自然になっていないかをチェックしてみましょう。
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文字数を意識する
文字数は多すぎても少なすぎても違和感
先ほど例で「メロディの数」と「歌詞の文字数」が合っていないと不自然に聞こえるという話をしました。
ここで、もう一つ気を付けてほしいことがあります。
それは、文字数は少なすぎてもダメということです。
つまり、メロディの音の数が3コなのに「好き」という2文字しかない。
という状態ですね。
文字数が少なく過ぎても不自然になるので注意しましょう。
※ただし、母音を伸ばすことで少ない文字数でも歌とマッチすることもあります。
同じパートはなるべく文字数を語呂感を合わせる
ここまで「メロディの数」と「歌詞の文字数」が合わせることの重要性を解説してきました。
文字数をマッチさせるには「パートごとの文字数または語呂感を合わせる」のも大事です。
なぜか
歌を聴いている人が違和感を覚えてしまうからです。
例を見てましょう。
例:パートごとに文字数が合っていない
今日は とても良い天気ですこんな日は 料理がしたくなりますね
今日は とても良いお散歩日和りですねこんなに素晴らしい日は おでかけしましょうね
※極端な例です。
同じAメロパートなのに前半と後半で明らかに文字数が合っていませんよね。
これだと聴いている人がビックリしてしまいます。
例:パートごとに文字数が合っている
今日は とても良い天気ですこんな日は 料理がしたくなりますね
今日は 素敵なお散歩日和りこんな日は おでかけしましょうね
文字数が合いました!違和感がなくなりましたね!
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文字数が変わるときはメロディやリズムを変える
もし同じパートで文字数が変わるときは
メロディやリズムを変えることで解決することがあります。
同じパートだから絶対に同じメロディ、リズムにしないダメということはありません。
同じパートでも1番と2番とでメロディやリズムを変えるほうが飽きが来ないので、むしろ多くの曲で使われている手法です。
キーワード選びを意識する
歌詞を書くときはメロディにあったキーワードを選びぬくことが重要です。
同意義のものでも、言葉を変えるだけで伝わり方や印象が違ってきますよね。
- 辛い
- ピリピリする
- ヒリヒリする
- ピリっとくる
- 舌に電気が走る
言葉や言い回しは違えど意味は大体同じですよね。
歌詞の場合も同じでメロディに合わせてキーワードを変えていきます。
- 私はあなたが好き
- あなたに会いたい
- 寝不足はきっと君のせい
- 受話器越しに聞こえるあなたの声よりもきっと私の方が甘いんだ(恋のパレットより)
こちらもだいたいは同じ意味になりますよね。場合によってはオシャレに聞こえます。
つまり歌詞を書くときに意識することは
語呂感というやつです。
語呂感を意識するだけゴロっと感じが変わるのでぜひ取り入れていきましょう。
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まとめ
歌詞を書くときのコツのまとめ
- 文字数とメロディの数があっているかチェックする
- 語呂感を意識する
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161P

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