歌詞のテーマの上手な決め方
テーマは2種類をかけ合わせる
曲作りのテーマを決めてください。
そう言われて多くの人が思いつくテーマは
- 恋愛
- 仕事
- 日常
- 季節
などがありますね。
例えば、恋愛をテーマとして書き下ろす場合
多くの人はそのまま書き進めるのではないでしょうか。
その書き進め方、いずれマンネリ化します。
あるいは
ありきたりな曲、似たような曲ばかりできます。
理由は非常にシンプルで
一つのテーマだと書きづらいから
です。
新しいテーマ書き下ろす場合は、一つのテーマでも色々なアイデアが降りてくるかもしれません。
ですが以前に書いたことのあるテーマだと同じような曲ばかりになってしまう可能性があります。
また恋愛といった多くの人が思いつくテーマを選択するとありきたりな曲になってしまいます。
そうなると聴いてくれる人の心をワクワクさせたり響かせたりすることはできません。
これを解決するには
テーマは2つ以上で書く
という方法が効果的です。
例えば、
恋愛と色
という二つのテーマで書くとしましょう。
そうすると恋愛に関する感情を色に置き換えたり例えたりすることができますね。
例
- 好きな気持ち→桃色
- 情熱的な気持ち→赤
- 冷めてしまった気持ち→青
のように歌詞に盛り込める要素が増えるのです。
そして色というキーワードからさらに新しいキーワードが増えます。
例
- 色:絵の具、混ざる→恋愛の複雑感情
- 絵の具:パレット、筆
- 筆:手紙
- 手紙:思いやり、ラブレター
どうでしょうか、これだけでも恋愛から想像もつかないキーワードがどんどん出てきましたよね。
このように歌詞を書くときのテーマを2つ以上で掛け合わせると面白い歌詞が書けるようになります。
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テーマが多すぎてもダメ
これまで歌詞のテーマを二つ以上で掛け合わせると面白い歌詞が書けるということを解説してきました。
しかしここで注意してほしいことがあります。
それは
テーマを増やしすぎないということ。
例
- 恋愛×色×料理×仕事
- 恋愛×色×料理×仕事×歴史
- 恋愛×色×料理×仕事×歴史×日常
といったかけ合わせ方です。
なぜ増やしすぎると良くないのでしょうか
なぜなら
- 書きづらくなるから
- 聴き手の心に響きづらい
- 独りよがりの歌詞になる
からです。
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書きづらくなる
これは想像がしやすいのではないでしょうか。
テーマが増えるということはそれだけキーワードや起承転結を深堀していく必要があります。
そうなると数分という限られた時間の枠に、それらのメッセージを盛り込むことが難しくなります。
聴き手の心に響きづらい・独りよがりの歌詞になる。
先程テーマが増えすぎると、メッセージを盛り込むことが難しいと解説しました。
そして複数のテーマのメッセージが盛り込まれている歌詞は、独りよがりの歌詞であるとも言えます。
なぜなら、聴き手は歌詞の理解が追いつかないからです。
歌詞を書いた本人であれば複雑な歌詞をどれだけ書いたとしても歌詞の意味は理解できていると思います。しかし聴く人には何も伝わりませんので注意すべきです。
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まとめ
- 歌詞のテーマは2つ以上で書く
- ただしテーマは多すぎてもNG
(多くても3つまでが良いかと思います)
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161P

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