こんにちは、161Pです。
今回の記事は「独学で作曲ができるようになるまでのロードマップ」です。
カリキュラムは以下の通り。
・コードを理解する
・ソフトウェアを使って既存曲を作ってみる
・オリジナル曲を作成する
本記事の解説の前に、そもそも「161P」って誰だよって思われる方もいるかもしれませんので、軽く自己紹介をしておきます。
もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ちなみにDTMに必要なものを知りたい方は以下の記事をご覧ください。
それでは本題に戻ります。
目次
独学で作曲ができるようには?楽器が弾けるようになろう
作曲ができるようになるには楽器が弾けた方が良いです。
ピアノかギターは弾けた方が良いです。
おすすめはピアノです。
理由は音が綺麗に並んでいるのでコードや音楽理論を学ぶ際に理解しやすいからです。
どちらにしてもソフトと鍵盤を使って打ち込んでいきますからね。
また、フレーズやコードのバッキング、ソロリフを打ち込むことになるので、ピアノくらいは弾けるようになってた方が良いです。
マウスでポチポチうっていくこともできますが、めちゃめちゃ効率悪いですし、頭の中のイメージを再現しづらいです。
ちなみに高い電子ピアノを買う必要はありません。
具体的におすすめなのはKORG 電子ピアノ SP-170Sです。
実際に使っていますが、生ピアノのタッチとかなり近く、音が良いです。
またMIDI端子がついているので、オーディオインターフェイスなどの機材に接続することが可能です。
ピアノって独学でできるもの?
とはいえ、ピアノは高いですし、独学でできるようになるものなのか不安ですよね。
安心してください。ピアノが弾けるようになるといってもちょこっと弾けるくらいで大丈夫です。
「左手で簡単な伴奏、右手でメロディを弾く」
これができればとりあえずOK。おそらく2か月~3か月くらいで習得できます。
数か月だけピアノスクールに通うのもありです。お金はかかりますが、スクールの方が理論とかも教えてくれるので効率は良いです。
ピアノ教室に通うという選択しはメリットだらけです。興味のある方は以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。
独学で作曲ができるようになるには?コードを理解しよう!
次にコードを理解しましょう。
作曲にはコードがつきものです。これを理解できないと一生曲なんか作れません。
コードを語るとめちゃめちゃ時間がかかります。
個人ブログではすべての説明など物理的に無理なので、教則本を使って勉強するのがおすすめ。
コードについては完全に理解する必要はありません。
なぜならすべて理解するには莫大な時間がかかりますし、机上で学べるものではないからです。
なんとなく分かればそれでOK。
あとは実際の曲作りの中で自然と分かるようになります。
完璧主義な人ほどコードをマスターしようとして挫折してしまう人が多いです。
私が良く使う基本的なコード進行
・F→G→Em(Eでも)→Am(Aでも)
・C→Em→F→G(もしくはFm7)
・C→C6→Am→C9
・Csus4→C
・カノン進行G(ドミナント)のあとはそのまま一音を上げて3度上に転調することも多いです。
その他にもブルーノートを入れてオシャレにするのも多用しています。— 161P@3/6新曲投稿しました! (@_161P) March 18, 2020
コードについては教則本を使って勉強しました。
今まで20冊くらい読んできましたが以下の教則本がめちゃめちゃ分かりやすかったです。
3冊を組み合わせながら使うのが最も効率的です。
独学で作曲ができるようになるには?
ソフトウェアを使って既存曲をコピーしよう
既存曲のコピーは絶対にサボってはいけない項目です。最重要。
既存曲をコピーするメリットはたくさんあります。
・コード進行が分かる。
・伴奏の弾き方が分かる。
・各楽器の使い方が分かる。
「分からない→分かる」「なんとなく分かる→分かる」になります。
おさらいですが、以下のことができるようになっているのが前提条件です。
・楽器がちょこっと弾けるようになっている
・コードがなんとなく理解できた
条件を満たした方は既存曲を1曲コピーしてみましょう。
コピーする曲は何でも構いません。決め方の参考としては以下の通りです。
・ワンコーラスだけでも可
・ピアノだけコピーでも可
・余裕のある人はドラムやベースもつけてみましょう。
好きな曲が難しすぎる、またはコピーしたい曲が浮かばないという人は以下の曲をコピーするのがおすすめです、理由は簡単だから。
・チェリー(スピッツ)
・小さな恋の歌(モンゴル800)
・恋(星野源)
・メランコリック(JunKy)
・ジェンガ(40mP)
私は大好きなジェンガ(40mP)をコピーしました。
独学で作曲ができるようになるには?オリジナル曲を作ろう
いよいよ最後はオリジナル曲を作ります。
既存曲をコピーした時と基本的には同じ手順で作り上げていきます。
リズムから決めてあげた方が作りやすい気がします。
例えばドラムやパーカッション、ベースから作ったりですね。
ちなみに私はドラムなどのリズム系から、もしくはピアノが得意なので、ある程度でピアノで作曲・編曲から作ることが多いです。
アレンジがしょぼくなるという人は
単純に経験・勉強不足です。はじめのころは仕方ないことです。
とはいえ、数をこなしたり他の人の曲を分析しまくればだんだんとクオリティが上がっていきますのでご安心を。
以下の記事でも詳しく解説しています。
独学作曲は明日明後日にできることではない
曲作りは正直挫折しやすいです。特に独学の場合は。
なぜなら慣れるまでに時間がかかるからです。
最初の1曲を完成させられるまでにおそらく半年~1年以上はかかると思います。
早く習得したい方はDTMスクールや音楽教室に通うなどした方が良いです。
今日はじめて明日明後日にできることではないということを頭に入れて気長に取り組みましょう。

161P

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